四柱推命は、古代中国から発祥した「運命を読み解く占術」です。
あなたの生まれた年月日時の4つの干支を使い、生まれ持った宿命と、あなたが今後、どのような人生を歩んでいくのかといった運命を占う運命学です。
具体的には、あなたの性格・結婚運・価値観・仕事運・財運・環境・相性等を検証でき、多くの事柄が恐ろしいほど当たることから、【占術の帝王】と呼ばれています。
なお、四柱推命は、大変に奥の深い占術となり〝一生かかっても到達するのが難しい学問〟とも言われています。
本章では、怖いほど当たる不思議な占い「四柱推命」と「十干」及び「十二支」の意味をわかりやすく解説します。
目次
本当の姿がわかる【四柱推命の4つの干支】と意味
私たち人間は、この世に生を受けた瞬間に、ある程度の人生の航路が決められてしまいます。
それを私たちは「宿命」と呼んでいます。
あなたが女であるのか、裕福な親のもとで生まれたのか、あるいは食べ物にも不自由する親のもとで生まれたのか、幼少期をどのようにして育ったのか、といった、自分ではどうしても変えることのできない先天的なものが宿命です。
一方、あなたご自身や人が創り出していくものを「運命」と呼んでいます。運命は、自身の心がけや努力次第で幾重にも変えることが可能です。
このような宿命や運命を、四柱推命では的確に知ることができるのです。
怖いほど当たる四柱推命占いで、人生の道しるべを・・・
あなたの奥底に眠る資質を、四柱推命の占術を利用されて、人生の道しるべにしてみてください。
なお、四柱推命は、以下の4つの干支を柱として、そこから導き出される様々星の組み合わせによって、あなたの生まれ持った宿命と、今後の運命を占います。
当サイトで実際に活用したことがある、おすすめの占いを下記でまとめております。
ぜひ一度ご覧ください。
当たる確率が高い四柱推命の【四柱】の意味は?
【四柱】とは、「年柱」・「月柱」・「日柱」・「時柱」の総称となり、四柱推命を占うために必要不可欠な重要データとなります。
具体的には、
①生まれた年の干支を年干支⇒年干支のある柱を「年柱」
②生まれた月の干支を月干支⇒月干支がある柱を「月柱」
③生まれた日の干支を日干支⇒日干支がある柱を「日柱」
④生まれた時間の干支を時干支⇒時干支がある柱を「時柱」
これら四柱によって、あなたの宿命と運命を推しはかることから【四柱推命】と呼ばれます。
①「年柱(ねんちゅう)」の意味
人生では初年期(0~19歳)の運気をみます。また、年柱は主に、目上や社交面・外面の運気を意味します。
②「月柱(げっちゅう)」の意味
人生では青年期(20~39歳)の運気をみます。また、月柱は主に、家庭や仕事等、対等関係における運気を意味します。
③「日柱(にっちゅう)」の意味
人生では中年~壮年期の運気をみます。また、日柱は主に、自分自身や恋愛委・セックスといったパートナーにおける運気を意味します。
④「時柱(じちゅう)」の意味
人生では生涯の運気や晩年期の運気をみます。また、時柱は主に、自分自身の成功・不成功・子供との縁・友人・目下の人・恋人との運気といった人物の運気を意味します。
あなたが生まれ持った宿命や運命は、これら四柱で総合的に判断されます。例えば、初年期はどんな運命だったかを振り返る時に、年柱の十二運や通変運から「たしかに、勉強や習い事が大好きだった。一方で近寄りがたい私だった。」等と検証できます。 |
当たる四柱推命占いの「四柱」は十干十二支で構成されている
最初に、支柱は干支(かんし)で構成されています。
①干支の干は【甲(きのえ)】・【乙(きのと)】・【丙(ひのえ)】・【丁(ひのと)】・【戊(つちのえ)】・【己(つちのと)】・【庚(かのえ)】・【辛(かのと)】・【壬(みずのえ)】・【癸(みずのと)】の十干のことをいいます。
②さらに、干支の支は【子(ね)】・【丑(うし)】・【寅(とら)】・【卯(う)】・【辰(たつ)】・【巳(み)】・【午(うま)】・【未(ひつじ)】・【申(さる)】・【酉(とり)】・【戌(いぬ)】・【亥(い)】といった、お馴染みの十二支で表わされています。
①十干(じっかん)の意味
十干とは、古代中国の陰陽五行説に基づき、五行の「木・火・土・金・水」をそれぞれ、【陽:兄(え)プラス】と【陰:弟(と)マイナス)】に分けたものです。
他方、十干は精神を表しており、「日干」がどの干にあるかで、あなたが持って生まれた本来の性質を知ることができます。
甲(きのえ):自分の意志をしっかり持っている | 樹木・上に伸びる・実直・自立・強い生命力 |
乙(きのと):人あたりの良さと打たれよさを併せ持つ | 草花・外柔内剛・多面性・臨機応変・生命力 |
丙(ひのえ):華やかで快活ながら嘘のつけない正直者 | 太陽・明るい・平等・自主的・気分屋・万物育成 |
丁(ひのと):優しい心の持ち主。神経質な一面も | 炎・不安定・感受性・繊細・暗闇に光を当てる |
戊(つちのえ):おおらかでどっしり。包容力で人を動かす | 山・不動・度量・人を引きつける・奉仕精神 |
己(つちのと):内側に秘めた葛藤を見せない気さくな努力家 | 大地・庶民感覚・大衆性・公平・現実的・育成 |
庚(かのえ):曖昧さを嫌う合理的な人 | 鉱物・行動的・積極性・闘争的・合理主義・前進力 |
辛(かのと):洗練された雰囲気と内に潜む繊細さ | 宝石・プライド・品格・傷つきやすい・美意識 |
壬(みずのえ):つかみどころのないマイペースな人 | 海・流動的・神秘性・知性・改革・自由闊達・海外 |
癸(みずのと):感情に流されない、辛抱強い努力家 | 雨・集積・育む・母性・知性・ |
②十二支の意味
十二支は、毎年の(えと)で私たちにも馴染みが深いものですね。
四柱推命では、十干のように生まれた年だけではなく、あなたの生まれた月・日・時間も十二支で表します。②さらに、干支の支は【子(ね)】・【丑(うし)】・【寅(とら)】・【卯(う)】・【辰(たつ)】・【巳(み)】・【午(うま)】・【未(ひつじ)】・【申(さる)】・【酉(とり)】・【戌(いぬ)】・【亥(い)】といった、お馴染みの十二支で表わされています
子(ね):繊細できれい好き(色欲に注意) | 気配り・配慮・さみしがり屋・色欲 |
丑(うし):根気強く信用される努力家 | 辛抱強い・根気・口が堅い・好き嫌いが激しい・体力あり |
寅(とら):思慮深く人の上に立つリーダー | 高い自尊心・向上心・思慮深い・リーダー・責任感・行動力・頭脳明晰 |
卯(う):人気者で幸福に恵まれる | 愛・愛嬌・優柔不断・突破力・人徳・福徳・財力・幸福・色欲 |
辰(たつ):正直者で負けず嫌い。短気が仇になら場合も | 素直・正直・短気・負けず嫌い・神秘的 |
巳(み):金銭面では不自由しない人生 | 金運・財力・嫉妬心・懐疑心・見栄っ張り |
午(うま);お金に不自由せずに交際上手。散財に注意 | エネルギッシュ・楽観的・陽気・お調子者・派手・散財 |
未(ひつじ):思いやりに満ちた礼儀正しい人。考えすぎに注意 | 思いやり・礼儀正しい・気品・臆病・警戒心・秘めた才能・優柔不断 |
申(さる):器量も愛嬌もあるが時として嘘をつく場合も | 器用・お茶目・愛嬌・お調子者・嘘 |
酉(とり):細かい事に気が利く働き者。実力以上の高望みに注意 | 働き者・多忙・金運・移り気 |
戌(いぬ):義理が堅く陰日向のない正直な人 | 義理堅い・正直者・忠誠心・横柄・不動の心 |
亥(い):目標が高く猛進するが、誤解を招きやすいので注意 | 目標が高い・猪突猛進・頑固・誤解 |
まとめ
宿命と運命を読み解く四柱推命には、「難解」や「面倒」といったイメージを持つ方も少なくありません。
一方で、十支や十二支から触れてみるのも四柱推命の楽しみ方かもしれません。
奥の深い四柱推命占術が、あなたのお心に届きますように・・・